介護施設(介護業)における問題社員の対応方法を弁護士が解説
1 はじめに 介護業の運営において、著しく能力の低い社員や指示・規則を守らない問題社員にお悩みの介護業の事業主の方は多いと思います。 特に、正社員は一度採用すると、なかなか解雇ができないため、問題社員にどのように対処すべ…
カスハラとは?介護現場におけるカスハラ対策を弁護士が解説
カスハラとは? カスハラとは、カスタマーハラスメントの略称で、顧客からの要求内容、または、要求態度が社会通念に照らして著しく不相当であるクレームや顧客からの迷惑行為のことをいいます。正当な理由のあるクレームと違い、根拠の…
介護弁護士|令和3年度介護労働実態調査結果が公表されました~介護職員の離職率の変化と今後の課題~
介護業界においては人材の維持・確保(リテンション)が重要な課題となっており、そのためには現在介護の仕事に従事している方々の離職率を抑えることが一つの手段といえます。 介護職の離職率は減少が続いている この離職率の現状につ…
介護弁護士|新型コロナウイルスの感染と介護事業者の法的責任
この記事を書いた弁護士 代表弁護士 菅原仁人 (すがわら まさと) 弁護士ご紹介はこちら 富山市の老人保健施設に入所していた女性が、新型コロナウイルスに感染して死亡したのは施設が感染対策を怠ったことが原因であるとして…
介護弁護士|職員のハラスメント対策
【相談】 2022年4月から、会社の規模にかかわらずパワハラの対策をとることが義務になると聞きました。介護施設を経営する当法人においても一層気を付けていきたいところではありますが、具体的に何をすればいいのでしょうか。 【…
介護弁護士|従業員による犯罪行為(横領、窃盗)の事業者への影響
4月は、配置転換により経理を担当する職員が変わることで職場での横領が発覚することが多い月だと言われています。 また、介護の現場では、大変残念なことではございますが、経理を担当しない職員でも施設の入居者や訪問介護の利用者の…
介護弁護士|家族の同意で行った身体拘束。後見人からの苦情にどう対応すればよい?
【相談】 認知症になられて当施設に入所している方が経鼻栄養補給を開始されたのですが、一日に何度もチューブを引き抜いてしまうことがありました。そこで、ご家族と相談し、身元引受人のご長男との間で承諾書も作成いただいたうえ…
介護事故で訴えられた職員個人はどうなる?|介護弁護士
施設職員の方より頂いたご相談 利用者の転倒事故が発生した介護施設に対しご家族が損害賠償請求訴訟を起こした、という内容のネット記事を読んでいたら、中にはこうした事故で施設だけでなく対応にあたったケアマネやヘルパー個人も訴え…
【弁護士コラム】新型コロナの陽陽介護
この記事を書いた弁護士 代表弁護士 菅原仁人 (すがわら まさと) 弁護士ご紹介はこちら 令和4年に入り、オミクロン株の出現で新型コロナウイルスの感染者数が急増しています。 施設内でのクラスターも頻発し、入居者だけで…
介護弁護士|ありふれた事故が裁判沙汰になってしまうのはなぜ?
【相談】 知人が勤務する施設で「利用者の方の転倒事故でご家族から訴訟を起こされた…」との話を聞きました。ですが正直なところ、事故の内容はどこの施設でも起こりえるようなもののように思えます。同じような転倒事故でも、訴えられ…